厚生年金喪失手続きについて |労務対策事例|さかえ経営労務事務所

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厚生年金喪失手続きについて

 

会社員や公務員が加入し、65歳以上になって会社を退職したり、障害を負ったりしたとき、あるいは保険者が死亡して遺族が残されたときなどに年金などを支給する制度です。

 

加入者は会社を退職する際に喪失の手続きをする必要があります。

 

なお、保険料は退職日によって徴収する金額(月数)が変わります。

 例)10/15退職の場合⇒退職月(10月)の給与で1ヶ月分を天引き

   10/31退職の場合⇒退職月(10月)の給与で2ヶ月分を天引き

 

 

厚生年金喪失手続き

 

 

対象(要件)

 

喪失対象となる場合

 ①退職したとき

 ②雇用条件の変更などで厚生年金加入要件対象外となったとき

 

効果

 

厚生年金保険を脱退する。

 

 

必要な書類

 

・厚生年金保険被保険者資格喪失届

 

必要な情報

 

事業所整理番号、事業所番号、事業所情報(所在地、名称、事業主氏名、電話番号)、被保険者整理番号、氏名、生年月日、基礎年金番号(もしくはマイナンバー)、喪失年月日、喪失原因

 

 

期日

 

被保険者資格を喪失した日から5日以内

※喪失した日から14日以上経過して届け出た場合、別途理由書の提出が必要となります。

 

 

提出先

 

管轄の年金事務センター